出産予定日

出産予定日の計算方法は?最終月経や排卵日から正確な算出をする仕組み

・編集部

カレンダーとノートで予定を確認する様子

出産予定日は「その日に必ず産む」わけではありませんが、健診のスケジュール、産休の申請、準備の段取りの基準になる最重要の日付です。日本の産科で最初に使われるのが、最終月経初日に280日(40週0日)を足す方法です。本記事ではネーゲレの法則の中身、周期28日以外の補正、排卵日が分かっている場合の考え方、超音波で書き換わる条件まで、計算の根拠ごと整理します。

目次

  1. ネーゲレの法則:280日(40週)の意味
  2. 周期28日以外のときの補正式
  3. 排卵日・受精日が分かっている場合の考え方
  4. 予定日と実際の出産日のズレ(正期産の範囲)
  5. まとめ:自分の条件で予定日を試算する

ネーゲレの法則:280日(40週)の意味

ネーゲレの法則は、最終月経初日(LMP)に1年から3か月を引き、7日を足すという覚え方で、結果としてLMP+280日と同じ日付になります。

例:最終月経初日が2026年3月15日の場合

  • 3月15日 + 280日 → 2026年12月20日 が出産予定日(40w0d)

妊娠週数の起点も同じ日で、0w0d=3月15日、40w0d=12月20日です。妊娠週数の数え方とセットで覚えると、健診票の表記が読みやすくなります。

周期28日以外のときの補正式

ネーゲレの法則は「周期28日・排卵が周期の中央付近」を前提にしています。周期が長い・短い人は、次の補正を使うことがあります。

出産予定日 ≒ 最終月経初日 + 280日 +(実際の周期 − 28日)

周期補正(28日との差)例:LMP 4月1日の予定日
28日0日1月6日
35日+7日1月13日
24日−4日1月2日

周期が大きくブレる場合は、補正より初期超音波(CRL)での決定が優先されます。詳しくは生理周期が不規則なときの出産予定日を参照してください。

排卵日・受精日が分かっている場合の考え方

排卵日がはっきり分かっている場合(排卵日検査、タイミング治療、体外受精など)、理論上は排卵日(受精日)+266日で予定日を推定する方法もあります。266日は「受精から分娩まで約38週」という平均に基づく値で、LMP+280日と2週の差は「排卵前の未妊娠期間を含むか否か」の違いです。

一般の自然妊娠ではLMP基準が標準です。体外受精では移植日から別ルールで数えるため、体外受精の妊娠週数・出産予定日の数え方を確認してください。ツール側でも移植日モードを選べる場合があります。

予定日と実際の出産日のズレ(正期産の範囲)

統計的には、初産婦の約半分が予定日±1週間の範囲で出産し、37週0日〜41週6日を正期産と呼びます。予定日そのものは「280日目」という1点ですが、医療現場では37週以降の経過観察、41週超の経過管理など、週数ベースで判断します。

予定日が確定したら、妊婦健診の公費回数とスケジュールや産休・育休の申請タイミングを逆算してカレンダーに入れておくと、後から慌てにくくなります。

まとめ

出産予定日の基本は最終月経初日+280日(40週0日)。周期が28日でないときは周期差分の補正を検討し、不規則な場合やIVFでは超音波・移植日ルールが優先されます。予定日は確定日ではなく、健診と生活設計の基準日です。最終月経日と周期を妊娠週数・出産予定日計算ツールに入力すれば、今日の週数と予定日を一度に確認できます。