積立シミュレーション

積立期間を延ばす効果が凄すぎる!「早く始める」が最強の武器になる理由

公開・編集部

カレンダーと手帳が並び、長期の予定を思わせる写真

積立は金額を増やすより、始める年を早める方が効く、と言われます。毎月3万円を年5%の月次複利で続けた数字で言うと、10年後は4,630,895円、20年後は12,174,135円、40年後は44,475,738円です。65歳まで同じ3万円を続けるなら、25歳開始(40年)と45歳開始(20年)の差は32,301,603円です。後から月額を上げても、失った年数の複利は戻りません。

初期元本はゼロ、信託報酬も税金もゼロ、インフレ調整なしです。利率は残高にかけてから、その月の積立を足しています。開始年齢だけを変えて比べたいときは、ページ末尾のシミュレーターの運用期間を10、20、30、40と入れ替えてください。

10年ごとに合計の増え方が急になる

期間元本運用益合計
10年3,600,000円1,030,895円4,630,895円
20年7,200,000円4,974,135円12,174,135円
30年10,800,000円13,661,277円24,461,277円
40年14,400,000円30,075,738円44,475,738円

10年目は利益が元本の3割弱です。40年目は利益が元本の約2.1倍です。30年から40年の10年間で合計は約2,001万円増えますが、その間に新たに入れた元本は360万円だけです。残りの約1,641万円は、30年目までにできた約2,446万円の残高へ、その後10年の利率がかかった分です。

最後の10年が厚いのは、最後に頑張ったからではありません。最初の10年に入れたお金が、30年以上利率の対象になっていたためです。

25歳開始と45歳開始では約3,230万円違う

65歳で積立を終える前提にすると、開始年齢と期間は次の対応です。

開始積立年数65歳時点の合計そのうち元本
25歳40年44,475,738円14,400,000円
35歳30年24,461,277円10,800,000円
45歳20年12,174,135円7,200,000円
55歳10年4,630,895円3,600,000円

25歳と45歳の差は32,301,603円です。45歳の人が余分に入れたお金はなく、むしろ元本は25歳開始の方が720万円多く出しています。差の大半は、先に入れたお金が長く増えた分です。35歳開始でも24,461,277円あり、45歳開始の約2倍です。10年の遅れは、月3万円の世界では約1,229万円の差になります。

利回りを5%以外に置いた20年・30年の金額は、利回り3%・5%・7%の比較で確認できます。

遅れて始めるなら月額をいくら上げるか

45歳から20年で、25歳開始の44,475,738円に届かせるには、毎月3万円では足りません。目標を4,400万円前後に置き、期間20年・年5%で逆算すると、必要な毎月の積立は10万円台になります。家計から見て現実的でないことが多いです。

追いつくより、目標額の方を下げる方が続くケースがあります。1,000万円なら、年5%・20年で毎月24,643円です。3万円より少ない額で届きます。逆算の表は目標1,000万円に必要な毎月の積立額に、10年から30年まで置いています。

遅れて始めた人がやりがちなのは、最初の1年だけ月10万円にして、その後止めることです。高い月額が1年で終わると、長い複利はほぼ付きません。月2万円を20年の方が、月10万円を2年より残高が残ることがあります。

早く始めたのに途中で止める失敗

25歳で始めても、30歳で全額を引き出して使ってしまうと、40年の表は無効です。残るのは最初の5年分の元本180万円と、その短い利益だけです。その後の35年に利率がかかる土台が消えます。

使う予定が決まっているお金(数年以内の住宅頭金など)を、40年の表に入れて価格変動の大きい商品で持つのも失敗です。早く始める効果は、使わない期間が長いお金にだけ働きます。5年以内に使う分は別にして、残りを長い期間の積立に回すと、途中売却を減らせます。

まとめ:同じ3万円でも開始年が結果を決める

毎月3万円・年5%では、10年で4,630,895円、20年で12,174,135円、40年で44,475,738円です。65歳まで続けると、25歳開始と45歳開始の差は約3,230万円になります。差の中心は、後から足した元本ではなく、先に入れたお金が長く利率の対象になったことです。

すでに開始が遅れている場合は、届かない目標を追うより、期間と月額をセットで見直してください。複利積立シミュレーターの運用期間を変えると、同じ月額のまま10年刻みの合計が出ます。

この記事に関するよくある質問

積立期間 早く始めるについて、結論だけ先に知りたいです。

毎月3万円・年5%なら10年後は463万円、20年後は1,217万円、40年後は4,448万円です。65歳まで続ける場合、25歳開始と45歳開始では約3,230万円の差になります。

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記事の金額とシミュレーターの結果は一致しますか?

本記事の金額は、月次複利で「その月の残高に利率をかけてから積立額を足す」このツールと同じ手順の概算です。信託報酬は想定利回りから差し引き、特定口座は運用益に20.315%をかけ、インフレは年末の資産を物価上昇で割り戻しています。初期元本やボーナス月を変えると結果は変わるため、最終的には自分の条件を入力して確認してください。

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