20年後は約981万円、約1,217万円、約1,523万円
毎月3万円、元本の追加なしです。20年の入金額はどの行も720万円です。
| 利回り | 10年後 | 20年後 | 20年後の運用益 |
|---|---|---|---|
| 3% | 4,183,440円 | 9,805,633円 | 2,605,633円 |
| 5% | 4,630,895円 | 12,174,135円 | 4,974,135円 |
| 7% | 5,131,552円 | 15,226,091円 | 8,026,091円 |
10年時点の3%と7%の差は947,112円です。20年時点では5,420,458円になります。差は約5.7倍です。期間を2倍にしたのではなく、前半に積み上がった残高へ、後半も高い利率がかかり続けたためです。
年5%は3%より2,368,502円多く、7%より3,051,956円少ない位置です。真ん中を基準にすると、上下で非対称になります。利率が同じ2ポイントでも、土台が大きい7%側の方が増分は大きくなります。
30年だと3%と7%の差は約1,772万円
| 利回り | 30年後の合計 | 元本 | 運用益 |
|---|---|---|---|
| 3% | 17,361,391円 | 10,800,000円 | 6,561,391円 |
| 5% | 24,461,277円 | 10,800,000円 | 13,661,277円 |
| 7% | 35,083,578円 | 10,800,000円 | 24,283,578円 |
30年の元本は1,080万円で共通です。年7%の運用益は2,428万円で、元本の2倍を超えます。年3%の運用益は656万円にとどまります。同じ積立を30年続けても、利回りの仮定だけで老後に使える金額の桁が変わります。
この差を「7%の商品を選べば必ず手に入る」と読むのは危険です。表は毎年その利率で増えた場合の計算であり、途中の下落は入っていません。使うときは、届いてほしい下限を3%側に置き、7%は上振れの確認に回すと、計画が崩れにくいです。期間そのものを延ばした効果は、積立期間を延ばす効果で分けて見られます。
利回りを選ぶときに見る現実的な範囲
国内の預金金利が年0%台の時期に、年7%は預金では出ません。年3〜7%は、価格が動く投資信託や株式を長期間持ったときの平均として置かれることが多い数字です。平均が5%でも、ある5年間がマイナスになることはあります。
商品を選ぶ手順は次のとおりです。
- 信託報酬を表示利回りから引いた実質で比較する
- 値動きの幅が家計の取り崩し時期に合うかを見る
- 計画の下限は低めの利回り、上限は高めの利回りで二段にする
手数料を引く前の5%と、引いたあとの4.5%では、30年の毎月3万円で約205万円の差が出ます。詳細は信託報酬が複利に与える影響にあります。
高い利回りを計画の下限に置く失敗
失敗例は、住宅の頭金や教育費を「年7%で15,226,091円になる」前提で、現金の備えを薄くすることです。20年のうちに30%下がる年があると、必要な年に15,226,091円はありません。必要な時期が10年以内なら、価格変動の小さい置き場を増やし、期待利回りは3%寄りに下げる方が、金額の未達は減ります。
もう一つは、利回りを上げるために借金で買うことです。年7%で増えても、借入金利がそれ以上なら差はマイナスです。この表に借入は入っていません。
まとめ:差は期間が長いほど拡大する
毎月3万円・20年では、年3%が9,805,633円、年5%が12,174,135円、年7%が15,226,091円です。3%と7%の差は約542万円。30年では約1,772万円まで開きます。元本はどの利回りでも同じです。
計画では低い利回りを下限にし、高い利回りは上振れとして扱ってください。自分の積立額に置き換えるには、複利積立シミュレーターの想定利回りを変えて、同じ画面で3本を比べるのが確実です。
この記事に関するよくある質問
利回り 3% 5% 7% 差について、結論だけ先に知りたいです。
毎月3万円を20年積み立てると、年3%は9,805,633円、年5%は12,174,135円、年7%は15,226,091円です。30年では3%と7%の差が約1,772万円まで開きます。
記事の数字を、自分の積立額や利回りで試せますか?
はい。記事内のリンク、またはページ末尾のボタンから複利積立シミュレーターを開くと、初期元本・毎月の積立・ボーナス月・想定利回り・信託報酬・インフレ・NISAか特定口座・目標逆算・取り崩しを無料・登録不要で試せます。計算はブラウザ内だけで行い、サーバーには送信されません。
記事の金額とシミュレーターの結果は一致しますか?
本記事の金額は、月次複利で「その月の残高に利率をかけてから積立額を足す」このツールと同じ手順の概算です。信託報酬は想定利回りから差し引き、特定口座は運用益に20.315%をかけ、インフレは年末の資産を物価上昇で割り戻しています。初期元本やボーナス月を変えると結果は変わるため、最終的には自分の条件を入力して確認してください。