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年末調整・申告

【見方ガイド】源泉徴収票の所得税欄はどこ?金額の計算手順

源泉徴収票の「源泉徴収税額」欄が1年間に納めた所得税です。支払金額・給与所得控除後の金額・所得控除の額の合計額の見方と、所得税を自分で計算する手順を例つきで解説。無料・登録不要のツールで答え合わせも。

【見方ガイド】源泉徴収票の所得税欄はどこ?金額の計算手順

年末調整が終わると会社から受け取る「源泉徴収票」。1年間の給与と所得税の金額がまとめられた大切な書類ですが、どこを見ればよいか迷う人も多いはずです。

源泉徴収票の主な4つの欄

欄の名前意味
支払金額1年間の給与・賞与の総額(額面年収)
給与所得控除後の金額支払金額から給与所得控除を引いた「給与所得」
所得控除の額の合計額基礎控除・社会保険料控除などの合計
源泉徴収税額1年間に納めた所得税(復興特別所得税を含む)

所得税の金額は、上段右側の「源泉徴収税額」欄に記載されています。年末調整で精算した後の、確定した年税額です。

源泉徴収票から所得税を計算する手順

  1. 「給与所得控除後の金額」から「所得控除の額の合計額」を引く
  2. 1,000円未満を切り捨てて課税所得を出す
  3. 課税所得に速算表の税率をかけ、控除額を引く
  4. 102.1%をかけて100円未満を切り捨てる

住宅ローン控除を受けている場合は、4の金額から「住宅借入金等特別控除の額」を引いた額が源泉徴収税額になります。

計算例

項目金額
支払金額5,000,000円
給与所得控除後の金額3,560,000円
所得控除の額の合計額1,790,000円
課税所得1,770,000円
源泉徴収税額90,300円

所得控除の額の合計額は、社会保険料75万円と基礎控除104万円の合計です。課税所得177万円に税率5%をかけて88,500円、102.1%をかけて100円未満を切り捨てると90,300円になります。

そのほかに確認したい欄

  • 社会保険料等の金額:1年間に払った健康保険・厚生年金・雇用保険の合計
  • 生命保険料の控除額:年末調整で申告した生命保険料控除
  • 控除対象扶養親族の数:扶養控除の対象になった人数

計算ツールで答え合わせをする

計算ツールに「支払金額」を年収として入力し、詳細条件で「社会保険料等の金額」を手入力すると、源泉徴収税額とほぼ同じ金額を確認できます。金額が大きく違う場合は、扶養親族や保険料控除の申告漏れがないか確認してみましょう。

よくある質問

Q. 源泉徴収税額が0円なのはなぜですか?
A. 課税所得が0円以下だったか、住宅ローン控除などの税額控除で所得税がすべて差し引かれたためです。年収が低い場合や控除が多い場合に0円になります。
Q. 源泉徴収票はいつもらえますか?
A. 年末調整後、通常は12月の給与支払い時か翌年1月中に会社から交付されます。退職した場合は退職後1か月以内に交付されます。